交換するまで帰らない
今日も1日お疲れ様!
本日のお酒はクリアアサヒ。
発泡酒で乾杯です。
やっとブログがリアルタイムに追いつきました。今日もほんとにほんとに1日お仕事頑張りました。年度末ということもあり、色んなことに気を張った月間でした。
やーっと落ち着くことができて、今夜は1人ですし、まったりゆっくり飲みながら書いていきます。
今は2本目で本日は珍しく酎ハイを。
お正月からハマっているバーポームム!
メロンクリームが1番好きなのですが、今夜は桃と紅茶。
アルコール度数2%で優しい味です。
休肝日にしようかと思っていましたが、せっかく仕事もひと段落したしってことで飲んじゃいました。
だけど、明日はお花見という名のただの飲み会があるので、アルコール度数は控えめでいきたかったのです。
調整になっているのかしら…?
さて、この間出会ったときのことを振り返りましたが、今夜は連絡先を交換した時のことを思い出しながら記していきたいと思います。
その日も私は1人で飲みに繰り出していました。
バーで店員さんと楽しくお話ししていたら、お客様が!
店員さんが入口までお出迎えしに行ったのでそちらを振り向くとあの人がふらふらしながら立っていました。
私がいることに気付くと入ってきて、私の隣に座るあの人。
店員さん、少し困惑顔で大丈夫?と私に目で合図をしてきました。
酔っ払いの相手はお任せあれと、私も目で店員さんに大丈夫と伝えます。
初めて会った日はそんなに酔った感じじゃなかったので、何かあったのかなと心配しました。
めちゃくちゃ酔ってません?
会社の若い子達と飲んでて〜、でも帰りたくなくて〜、あの可愛い子いるかなって思ったら今日もいた〜、とゆらゆら揺れながら答えるあの人。
※至って普通の顔です。美人でも可愛くもなければ、めちゃくちゃ受け付けない顔と言うわけでもなく、まぁ見れるかなくらいの顔面レベル。
ここに来れば大体いますよ、私。
そうなの〜!?この間1人で飲みに出るって言ってたから〜今日いて良かった〜ふふふ、とご機嫌なあの人。
普段はカッコよくて頼りがいがある優しいあの人。
酔ってる時は可愛さ倍増なのです。
他愛もない話をして、薬指に指輪を確認。
同業他社だし、ますますあんまり近づきたくないなと思ったことを覚えています。
早く帰ってくれないかなーなんて今では絶対思いませんが、この時は早く帰ってほしくて仕方なかったです。
それだけ近付いたらいけない相手だと自覚しておりました。
何の話からそうなったのかは忘れてしまいましたが、顔面の話になった時に鼻フェチな私はあの人の綺麗な鼻を褒めたんです。
そしたらいきなり私の鼻筋を上から下に人差し指で撫でる、というより押すと言った方がいいくらいの力で撫でてきたんです。
周りにお客様もいるし、そんなに強く押されたら化粧落ちるし、とギョッとしながら何!?って言ったら、お姉さんも綺麗な鼻〜って、何度も押されて。
正直、めちゃくちゃ嫌でした!笑
前述した通り、本当に美人とか可愛いとかじゃないんです。だから、飲みの席で容姿を誉めてくる人は、単純にヤリたいだけなんだろうなって警戒しちゃうんです。
あの人ももれなく警戒しちゃったわけでして、私の中でボディータッチ済みのあの人は警戒レベル200%くらいでしたね。
なんだかむかついちゃって、鼻筋撫でるをやり返したら、またされて、またやり返してを少し繰り返してました。
周りから見たらなんだこの中年バカップルはみたいな。笑
かなり見苦しかったと思います。
お互い名前も知らず、この時初めてあの人が名前を聞いてきました。
まりもだったらまりちゃんか〜とゆらゆら揺れているあの人。
絶対忘れるな、となんだか笑えてきちゃって。
その後しばらくお話ししたのですが、鼻めちゃくちゃ触られて不快だったので、もうこの人帰らせようと、私帰るとお財布を取り出して帰るモードに。
俺も帰る〜、(お話に)付き合ってくれたからここは俺が出すねと、今ならお金なかったのに出してくれてありがとうって感謝の気持ちも大きいのですが、当時は普通にお金持ってると思っていたので、言われるがままご馳走になりました。
帰ろ〜と立ち上がるあの人に、ビールが残っているから飲み終わったら帰るね、ありがとうございました、と一緒に外に出るのは避けたくて、大体こういうとみんな諦めて帰ってくれます。
あの人もその時は普通に、分かった〜、またね〜って帰っていってくれました。ホッとして、めちゃくちゃ酔ってたね、あの人、なんて店員さんとお話ししていたら、困り顔の店員さんが私の元にやってきて
あの〜…さっきの人まりもさんと連絡先交換しないと帰らないって外で待ってるんですよ、と。
目玉が飛び出ました。
何度も言いますが、私、普通の顔面ですし、そんなに人柄もいいってわけでもないんです。
わがままだし、物事もハッキリ言うっていうか正直に伝えるっていうか、まぁそんな感じで。
いやいや、帰してよ。
私怖くて帰れないよと店員さんに任せると、またしばらくしてからその店員さんが私の元に。
まりもさん、本当無理です!!お願いですから連絡先交換してあげてください、と頼み込んでくる店員さん。
嘘でしょ!?まだいたの!?と思いながら、お世話になっているバーだし、迷惑かけるのも申し訳ないと思って私も外に出ました。
やっぱりふらふらしているあの人。
大丈夫ですか?もう帰りましょう?と言うと
連絡先教えてとあの人。
申し訳ないですけど、私初対面の人とは連絡先交換しないんですとお伝えする。
これは自己防衛でもあるんです。
変な人とは関わりたくないし、大体こうやっていつもお断りするのですが、あの人は駄々っ子みたいにやだやだって、交換するまで俺ここにいる!と子供みたいでした。
モテる人なら断り方もレパートリーがいっぱいあるのかもしれないですが、普通の人生を歩んできた私は何も思いつかず、半ばやけになってあの人と連絡先を交換しました。
それまでふらふらしていたのに、急にシャキッとして、ありがと、帰ろうかとなんだかいきなり大人ぶるあの人。
帰る方向が一緒で、というかバーとお家の間にあの人のお家があって、途中まで一緒に帰りました。
着いてきたらどうしようとちょっと怖かったのですが、分かれ道になった時にあの人はバーイと颯爽と帰っていきました。
今までにもしつこい人はいるにはいたのですが、あんなにしつこい人はあの人が初めてで衝撃でした。
だから連絡先を交換した日が忘れられないんです。
とりあえずお礼だけ連絡して、あまり関わらないようにすればいいかーと私も楽観的に考えていました。
これが始まりになるとも知らずに。
当時の話をあの人にすると、俺そんなにしつこかったの!?キモイ〜!と恥ずかしがっていました。
当時はあの人がこんなに大切な存在になるとは私も思っていませんでした。
何度思い出しても笑えます。
店員さん、本当困っただろうなぁ。
今思うと、あの時諦めないでくれてありがとうと思います。
今一緒にいれるのはあの人のあの行動のおかげなんです。
人生何が起こるか分からないですね。
連絡先を交換したからと言って、急激に何かが起こるわけでは…あったんですよ。
その事件は、また次の機会に。
明日もいい日になりますように!